2019年3月2日(土)に弊社主催のリサイタルにご出演いただきましたヴァイオリニストの水野綸さんは、
3月に愛知県立芸術大学を首席で卒業して、4月からは桐朋オーケストラアカデミー研修課程にご進学されると伺っておりましたが、
なんと!9月から兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)のコアメンバーとして入団されることが決まったそうです!
ご本人が夢に描いていたプロオケへのご入団おめでとうございます♪
兵庫芸術文化センター管弦楽団には、以前に弊社主催のリサイタルにご出演いただきましたヴィオリストの橋本歩さんもコアメンバーとして在籍されていますが、彼女も愛知県立芸術大学の卒業生ですので水野さんも新天地で心強いですね。
お二人とも、夢を実現される力と豊かな音楽性をお持ちです。
これからもご活躍を祈念しております☆
小山佳子(ヴァイオリン)
向吉彩華 (ヴァイオリン)
才加志美優(ヴァイオリン)
才加志美優(ヴァイオリン)
奈良県出身。11歳より天理教音楽研究会弦楽教室でヴァイオリンを学び、愛知県立芸術大学卒業。
MBSこども音楽コンクール合奏部門に於いて、全国1位にあたる文部科学大臣賞受賞。(当時コンサートミストレスを務める。)
第11回セシリア国際音楽コンクール大学生以上専門の部に於いて、第3位受賞。
ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2018に於いて、特別賞受賞。
第1回名古屋international音楽コンクールに於いて、1・2位なしの第3位受賞。
学内にて、フェデリコ・アゴスティーニ氏の公開マスタークラスを受講。
室内楽では、シュトイデ弦楽四重奏団エルマー・ランデラー氏やニコラ・ルーツェヴィチ氏の公開マスタークラスを受講。
室内楽を、天野武子、桐山健志、白石禮子、平光真彌の各氏に師事。
これまでにヴァイオリンを上田真紀郎、福本泰之、植村太郎の各氏に師事。
赤迫智奈(ヴァイオリン)
水野綸(ヴァイオリン)
水野綸(ヴァイオリン)
2歳よりヴァイオリンを始める。
第19回長江杯国際音楽コンクール第5位(1位なし)
第20回万里の長城杯国際音楽コンクール第4位。
大学の学内選抜により「室内楽の夕べ」「室内楽の楽しみ」「定期演奏会」に出演、「卒業演奏会」に出演予定。これまでに松本茂、森下陽子、大関博明、四方恭子、野口千代光、白石禮子の各氏に師事。レオニード・ソロコフ、ピンカス・ズッカーマン、高木和弘、戸田弥生の各氏の公開レッスンを受講。名古屋市立菊里高等学校音楽科を経て愛知県立芸術大学4年在学。
4月より桐朋オーケストラアカデミー研修課程に進学予定。
赤迫 智奈 (ヴァイオリン)
岡山県出身。6歳よりヴァイオリンを始める。18歳まで岡山市ジュニアオーケストラ所属。第48回岡山県学生音楽コンクール弦楽器部門第3位。ミハル・カニュカのマスタークラスを室内楽で受講。これまでにヴァイオリンを佐藤圭子、佐分利裕子、橋本洋、桐山建志、室内楽を桐山建志、花崎薫、白石禮子の各氏に師事。現在、愛知県立芸術大学4年在学中。
・リサイタルにかける意気込みを教えてください。
私たちが届けたい音楽がお客様に伝わるよう、精一杯演奏したいと思います。
・演奏する曲の中でのおすすめしたいポイントを教えて下さい。
チャイコフスキーの弦楽四重奏第1番は有名な文豪トルストイが感動のあまり涙を流した、というエピソードがあるほどとても美しく輝かしさの中に哀愁を感じる旋律がとても魅力的です。
・共演者はどのような印象の方たちですか。
音楽に対してとても熱い気持ちを持っています。作曲者が曲に込めた想いが伝わるような演奏を目指して互いに意見を交わしなが
ら、日々練習に取り組んでいます。
・今後、こうした音楽家になっていきたいという理想を教えて下さい。
音楽の素晴らしさを多くの人に感じていただきたい。という思いで演奏活動を積極的に広げて行けたらいいなと思います。
・お客様へ一言、お願いします。
演奏会にたくさんの方に足を運んでいただきたいと思います。ぜひ、お越しください。
水野 綸 (ヴァイオリン)
愛知県出身。2歳よりヴァイオリンを始める。2015年イタリア、アメリカにて演奏ツアーに参加、第16回大阪国際音楽コンクールファイナル入選、第9回ベーテン音楽コンクール全国大会入選。2016年第19回長江杯国際音楽コンクール第5位(第1位なし)。2017年大学の学内選抜により「室内楽の夕べ」「室内楽の楽しみ」に出演。レオニード・ソロコフ、ピンカス・ズッカーマン、高木和弘、戸田弥生の各氏の公開レッスンを受講。これまでにヴァイオリンを松本茂、森下陽子、大関博明、野口千代光、白石禮子、室内楽を澤クァルテット、桐山建志、天野武子、百武由紀、白石禮子、辻井淳の各氏に師事。現在、愛知県立芸術大学3年在学。
・リサイタルにかける意気込みを教えてください。
今回リサイタルを出来ることになったことすごく嬉しいです。自分の大好きなロシアの作品を演奏できることがとても楽しみです。色々な編成で色々な作曲家で盛りだくさんですが、どれも良い曲なので、それぞれの世界観を表現したいと思います。
・演奏する曲の中でのおすすめしたいポイントを教えて下さい。
特にお勧めしたいのはグラズノフの弦楽四重奏曲第4番です。他の演奏曲はファーストヴァイオリンがほとんどのメロディーを担当することが多い中、この曲は色んなパートにメロディーが入り混じっているのでとてもアンサンブルが大変です。でも重厚な響きやグラズノフの独特な世界観を感じられる素晴らしい作品です。
・共演者はどのような印象の方たちですか。
今回演奏するメンバーは全員大学の先輩で、いつも色々なことを助けられています。みんな熱心なので色々と頑張ってくれていると思います。私が自由に弾けるようにカルテットでは下三声で練習してくれたりしていて支えられています。ピアノを含めた編成ではガラッと雰囲気も変わり、色んなアイデアを出してくれるので楽しく演奏させてもらっています。
・今後、こうした音楽家になっていきたいという理想を教えて下さい。
今室内楽やソロ、オーケストラなどいろいろな編成でたくさんの経験もさせてもらっています。多くの作曲家の作品を弾いて、それぞれの曲に合ったアプローチの仕方について研究しているところです。今後どのような形で演奏活動をするかまだ決まっていませんが、色々な表現で曲の魅力を伝えられる演奏家になりたいです。
・お客様へ一言、お願いします。
ロシアの作品をこんなに聴けるのは珍しいと思います。メジャーなものからマイナーなものまで色々な曲を弾きますが、どれも良い曲で曲風も様々なので、飽きずにお楽しみいただけると思います。私もみなさんの心を掴めるように精一杯演奏します。