太田咲耶 (ハープ)


愛知県出身。第15回大阪国際音楽コンクールハープ部門第3位。2014年度フランス ニース夏期国際音楽アカデミーにてマリー・ピエール=ラングラメ氏のマスタークラスを受講。愛知県立芸術大学、卒業。在学中、学内選抜オーディションにより「室内楽の夕べ」に出演。これまでに、ハープを近藤薫、木村茉莉、室内楽を白石玲子、百武由紀、市坪俊彦、高木綾子の各氏に師事。現在、東京藝術大学大学院修士課程2年在学中、早川りさこ氏に師事。
 
 

 
 
・リサイタルにかける意気込みを教えてください。
 
昨年に引き続き、リサイタルを開催できることを嬉しく思います。今回は、ハープのソロ作品だけでなく弦楽器との室内楽も取り入れました。ハープと弦楽器は相性が良いと思っていますので、サロン全体がとても心地よい空間に包まれるのではないかと楽しみにしています。
 
 
・演奏する曲の中でのおすすめしたいポイントを教えて下さい。
 
 どの作品も魅力的ですが、ドビュッシーの「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」をお勧めしたいです。この曲はハープと弦楽合奏のために書かれていて、ハープ奏者なら一度は演奏してみたいと思う曲です。名前の通り二曲から成っており、神聖な舞曲の出だしの弦楽器から受け継ぐハープの独奏は、いかに繊細で美しく弾けるかと腕の見せ所になっています。
 
 
・共演者はどのような印象の方たちですか。
 
 私が学部生だったときからの先輩後輩で、そのときから真摯に音楽に取り組んでいる印象でしたので今回お願いしました。愛知で活躍している方達ばかりなので、共演できとても嬉しいです!
 
 
・今後、こうした音楽家になっていきたいという理想を教えて下さい。
 
 ソロ、室内楽、オーケストラ、どの分野においても曲ごとに丁寧に分析し、いかに音楽的に表現できるかということを忘れないでいきたいです。
 
 
・お客様へ一言、お願いします。
 
 どの曲も素晴らしく私が大好きな曲ばかりで私自身演奏するのが楽しみなのですが、是非聞きに来てくださると嬉しいです。ハープは弦が振動して音が鳴る楽器です。ホールでしか味わえない響きがありますので、是非それを感じていただければと思います。

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