[写真]Harp×Strings ハープと弦楽器が織りなす世界

アーク栄サロンホールにて2018年1月27日(土)に開催された
『Harp×Strings ハープと弦楽器が織りなす世界』が終演いたしました。
ご来場いただいたお客様に御礼申し上げます。
残念ながらご来場いただけなかったお客様のためにお写真にて当日の模様をお伝えいたします。
 

 

 

 


 


 


 

 


 


 

 

 

 
<~ハープソロ~>
J.S.バッハ/編M.グランジャニー:“アンダンテ” ヴァイオリンソナタ2番より
J.S.Bach/arr. M.Grandjany:“Andante” from Violin Sonata No.2
 
G.フォーレ:即興曲
G.Faure:Impromptu
 
黛敏郎:ROKUDAN
 
<~ハープと弦楽器~>
G.F.ヘンデル:協奏曲 変ロ長調 作品4の6
G.F.Handel:Concerto in B♭Major Op.4, No.6
 
M.グランジャニー:古典様式のアリア
M.Grandjany:Aria in classic style
 
C.ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
C.Debussy:Danse Sacree et Danse Profane

 

2017→2018


 
聖夜はいかがお過ごしでしたでしょうか。
クリスマスが終わるとあっという間に年越しですね。
 


 
2017年が皆様にとって良い年であったと振り返ることのできる年でありますように。
2018年が皆様にとって前年よりも実りある年になりますように。
 
良い年をお迎えください。
 
 
アイリス音楽振興会

紅葉

先週、所要があり愛知県立芸術大学にお邪魔してきました。
名古屋駅から電車でたった1時間ほど行くだけで
 

 


  
摩天楼を抜けて、別世界が広がります。
 

 
駅を降りて道なりに歩くとこのような景色です。ちょうど紅葉が見ごろでした♪
 

 


 
秋の実も♪
 


 
都会の雑踏の中で日々活動している身としては、こうした豊かな自然環境の中で音楽ができることは羨ましく思います。
4年間日々通っていらっしゃる学生さんにとっては当たり前の日常だと思いますが、きっと卒業されてから環境の素晴らしさに思いを馳せることでしょう。
 
そうそう、校舎の中にはアイリス音楽振興会のフライヤーが!
 

 
来月末にはこの学校出身の方も大勢ご出演されるリサイタルがあります。
お正月疲れもひと段落して、また活動的になる1月下旬。若手の皆さんのためにお時間を作っていただけないでしょうか。
 


 
コンサートの詳細はコチラとなります。
 
我が家の近くではライトアップされた紅葉も楽しめます。
皆様も家を飛び出して、心が洗われるような景色を見に、心を奪われるような音楽を聴きに、どうぞお出かけください。
 

井上実優 (ピアノ)


名古屋音楽大学音楽学部ピアノコース卒業。これまでに、オペラ「フィガロの結婚」「コジ・ファン・トゥッテ」、オペレッタ「こうもり」、ベートーヴェン「交響曲第九番」等、数多くの声楽や合唱の伴奏に携わる。竹内嘉奈子、久米隆司、原田綾子、各氏に師事。現在、半田少年少女合唱団伴奏ピアニスト、東海市立緑陽小学校音楽専科常勤講師。
 
 

大倉一将 (バリトン)


名古屋音楽大学音楽学部声楽コース卒業。同大学院在学中。これまでに、「フィガロの結婚」「コジファントゥッテ」「ドン・ジョヴァンニ」「ヘンゼルとグレーテル」「ホフマン物語」「友人フリッツ」「ランメルモールのルチア」「こうもり」「白馬亭にて」など、様々なオペラ、オペレッタに出演。平成29年度名古屋音楽大学オペラ研究会本公演「愛の妙薬」にベルコーレ役で出演予定。平成27年度の愛知県警察少年柔道・剣道大会にて、大学を代表し「君が代」を演奏。声楽を松下雅人氏に師事。
 
 

西畑佳澄 (ソプラノ)


愛知県立芸術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院声楽専攻首席修了。これまでに、故田中万美子、佐橋美起、末吉利行、各氏に師事。オペラでは、「魔笛」クナーベⅡ、パミーナ役「カルメル会修道女の対話」サンシャルル役、「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル、「愛の妙薬」ジャンネッタ役、ワルキューレヘルムヴィーゲ役で出演。また、宗教曲のソリストとしても高い評価を得ている。現在、愛知県を中心に、オペラや演奏会に多数出演している。地域連携パフォーミングアーツ実行委員会役員。コール東海、知多市第九合唱団、春日井市民第九合唱団、アーチ・ヴォイス長久手指導者。
 
 

匂坂 実佳 (ピアノ)


第22回日本クラシック音楽コンクール高校生部門第5位。第14回ショパン国際ピアノコンクール高校生部門全国大会金賞アジア大会奨励賞。第25回ペトロフピアノコンクール大学生部門第3位。第7回東京ピアノコンクール大学部門第2位。ロゼピアノコンクール2016第3位。第26回日本クラシック音楽コンクール大学生部門第5位。2015年夏、ヨーロッパ国際マスタークラス受講、ディプロマ取得。2016年度明治安田生命クオリティオブライフ文化財団、奨学生。現在、愛知県立芸術大学器楽専攻ピアノコース4年生に在学中。これまでに広野和子、松本総一郎の各氏に師事。
 
 

 
・リサイタルにかける意気込みを教えてください。
 
私は大学に入って初めて室内楽に取り組みました。室内楽の演奏においてピアノは、時には他のパートの伴奏を、時にはメロディーを演奏し、他の楽器との掛け合いの中で曲を作っていきます。ソロの演奏と違い、共演者と曲のイメージや解釈を共有して細部まで息を合わせて演奏をすることが必要とされます。今回のコンサートでは今まで大学で学んできたことを生かし、このメンバーで息の合った演奏を披露できたらと思います。
 
 
・演奏する曲の中でのおすすめしたいポイントを教えて下さい。
 
アレンスキーのトリオ曲では、とても馴染みやすいロシア風の旋律が曲全体に渡ってそれぞれの楽器で展開されていきます。各パートの掛け合いはもちろんですが、華やかなピアノパートの演奏にもぜひ注目して頂きたいと思います。
 
 
・共演者はどのような印象の方たちですか。
 
同じ大学で3〜4年共に学んでいるため、普段から言葉を交わす機会も多く、とても打ち解けているメンバーだと思います。クインテットの編成は今回が初めてですが、個々にはデュオやトリオを組んだ経験があり、練習の時もお互いの意見を率直に話しながら楽しく合わせをしています。
 
 
・今後、こうした音楽家になっていきたいという理想を教えて下さい。
 
ソロの演奏だけでなく、今回のように室内楽や伴奏など様々な分野の演奏に取り組んでいきたいと思います。多くの方に楽しんで聴いて頂けるような演奏をするには、まだまだ技術、知識が足りない部分もあると思うのでこれからさらに勉強に励みたいと思います。
 
 
・お客様へ一言、お願いします。
 
あまり馴染みのない作曲家の曲もあるかと思いますが、様々な編成でお贈りするロシア人作曲家たちによる音楽を、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

大田原 聖 (チェロ)


福島県出身。13歳よりチェロを始める。18歳までFTVジュニアオーケストラに所属。ミハル・カニュカ、ミロスラフ・ペトラーシュのマスタークラス受講。大学内にてクラウス・カンギーサーの公開レッスンを受講。第30、31回亀山若い芽のコンサートに出演。2017年大学の学内選抜により「室内楽の楽しみ」に出演。これまでにチェロを金谷昌治、高木雄司、花崎薫、室内楽を百武由紀、野村友紀、桐山建志、白石禮子の各氏に師事。現在、愛知県立芸術大学4年在学中。
 
 

 
・リサイタルにかける意気込みを教えてください。
 
ロシア音楽とは、西洋にはない音楽を作ろうと苦心した音楽の歴史そのものです。ロシア作曲家達が魂を注ぎ、祖国の伝統、文化、誇りを詰め込んだ寒い国の熱い情熱を感じる演奏をしたいと思います。
 
 
・演奏する曲の中でのおすすめしたいポイントを教えて下さい。
 
ショスタコーヴィチのピアノ五重奏は彼が作曲した室内楽曲で最も有名であり、ショスタコーヴィチが得意とするシニカルな動きをもつスケルツォや緻密な色合いの変化に注目してお聴きください。
 
 
・共演者はどのような印象の方たちですか。
 
各人ともとても才能溢れる素晴らしい演奏者だと思っております。クインテットという初めての編成を取り入れることで各人がまた新たな響きを感じ日々練習しています。
 
 
・今後、こうした音楽家になっていきたいという理想を教えて下さい。
 
芸術家の岡本太郎氏が「綺麗と美しいは全く異なる」とおっしゃっていました。
私は「綺麗」な音楽ではなく「美しい」音楽が演奏できればと思っています。また、「音楽家」という小さな枠ではなく「芸術家」である演奏者になりたいと思っています。
 
 
・お客様へ一言、お願いします。
 
ロシアの音楽家が伝えたかった熱い思いをもし感じていただけたら幸いです。彼らの思いを是非感じていってください。

岡本 紗季 (ヴィオラ)


岡山県出身。4歳よりヴァイオリンを始め、15歳でヴィオラに転向。第17回日本演奏家コンクール弦楽器部門大学の部入選。第10回セシリア国際音楽コンクール弦楽器部門大学専門の部努力賞。第17回大阪国際音楽コンクール弦楽器部門Age-U入選。ミハル・カニュカのマスタークラスを室内楽で受講。名古屋で行われたViolaSpace2016若手演奏家のための公開マスタークラスを受講、及びViolaSpace2016、2017名古屋公演に出演。第31回亀山若い芽のコンサートに出演。2017年大学の学内選抜により「室内楽の楽しみ」に出演。これまでにヴィオラを江島幹雄、百武由紀、室内楽を百武由紀、桐山建志、天野武子、辻井淳の各氏に師事。現在、愛知県立芸術大学4年在学中。
 
 

 
・リサイタルにかける意気込みを教えてください。
 
今回こちらでリサイタルをさていただけることになり、とても光栄に思います。ロシアの作曲家の曲だけで構成したこの演奏会は私達にとってとても挑戦的なものです。日々、試行錯誤しながら合わせを重ねています。多くのお客様にロシア音楽の素晴らしさを私達の演奏で伝えられたらと思っています。
 
 
・演奏する曲の中でのおすすめしたいポイントを教えて下さい。
 
私がお勧めしたいのは、ラフマニノフ作曲のヴォカリーズです。この曲は歌曲でソプラノやテノールで歌われる「14の歌曲集」の終曲です。歌詞が母音「アー」のみで、溜め息のように歌われる旋律が特徴的な曲です。ヴァイオリンやチェロでの編曲版で演奏されることが多いですが、今回はヴィオラ編曲版でお送りします。ヴィオラで奏でるヴォカリーズの美しい旋律を楽しんでいただけたらと思います。
 
 
・共演者はどのような印象の方たちですか。
 
今回演奏させていただくピア二ストの匂坂さんは、私が大学に入ってからずっと伴奏をお願いしている方でとても信頼している素晴らしいピアニストです。彼女といつか一緒に室内楽ができたらと思っていたのでこの機会に恵まれとても嬉しく思っています。弦楽器のメンバーとは普段から一緒に演奏をし、演奏会等も行っているので、とても安心感があります。このような素晴らしいメンバーと共演出来ることにとても感謝しています。
 
 
・今後、こうした音楽家になっていきたいという理想を教えて下さい。
 
私は室内楽を演奏することがとても好きで、多くの作曲家の曲を大学4年間で勉強してきました。ですが、まだまだヴィオラという立場での役割をきちんと果たすことができたと自信をもって言える曲はなくまだまだ未熟です。今後は自分自身で自信をもってヴィオラの良さを表現しつつ室内楽の中で自分の役割を果たすことができる演奏家になっていきたいと思っています。そして、多くの方々にヴィオラの良さを伝えられるヴィオラ奏者になっていきたいと思っています。
 
 
・お客様へ一言、お願いします。
 
全ての曲がロシアの作曲家のものを取り上げている演奏会は珍しいと思います。だからこそ、多くのお客様にたくさんのロシア音楽を聴いていただいて好きになっていただけたらと思っています。私達の大好きなロシア音楽の魅力を皆様に伝えられるよう頑張りたいと思います。

赤迫 智奈 (ヴァイオリン)


岡山県出身。6歳よりヴァイオリンを始める。18歳まで岡山市ジュニアオーケストラ所属。第48回岡山県学生音楽コンクール弦楽器部門第3位。ミハル・カニュカのマスタークラスを室内楽で受講。これまでにヴァイオリンを佐藤圭子、佐分利裕子、橋本洋、桐山建志、室内楽を桐山建志、花崎薫、白石禮子の各氏に師事。現在、愛知県立芸術大学4年在学中。
 
 

 
・リサイタルにかける意気込みを教えてください。
 
私たちが届けたい音楽がお客様に伝わるよう、精一杯演奏したいと思います。
 
 
・演奏する曲の中でのおすすめしたいポイントを教えて下さい。
 
チャイコフスキーの弦楽四重奏第1番は有名な文豪トルストイが感動のあまり涙を流した、というエピソードがあるほどとても美しく輝かしさの中に哀愁を感じる旋律がとても魅力的です。
 
 
・共演者はどのような印象の方たちですか。
 
音楽に対してとても熱い気持ちを持っています。作曲者が曲に込めた想いが伝わるような演奏を目指して互いに意見を交わしなが
ら、日々練習に取り組んでいます。
 
 
・今後、こうした音楽家になっていきたいという理想を教えて下さい。
 
音楽の素晴らしさを多くの人に感じていただきたい。という思いで演奏活動を積極的に広げて行けたらいいなと思います。
 
 
・お客様へ一言、お願いします。
 
演奏会にたくさんの方に足を運んでいただきたいと思います。ぜひ、お越しください。