♪トリオで贈るドイツ音楽の調べの皆さんへのインタビュー♪

2019年5月12日(日)にリサイタルをされる皆さんに、リサイタルに向けたインタビューをさせていただきました。ご来場いただけますお客様はこちらをお読みいただき、リサイタルまでのお日にちを楽しみにお待ちください。
 

 
 
【近藤聡美:ピアノ】
 

4歳より、ヤマハ音楽教室にてピアノを始める。愛知県立明和高等学校音楽科を経て、愛知県立芸術大学音楽学部を卒業。現在、同大学大学院音楽研究科博士前期過程2年に在学中。
第17回愛知県尾東音楽コンクール金賞。第9回横浜国際音楽コンクール大学の部 審査員特別賞。第11回セシリア国際音楽コンクール大学生以上専門の部 4位。第4回なごや青少年ピアノコンクール大学・大学院の部 第1位並びに総合1位、愛知県知事賞受賞。第27回日本クラシック音楽コンクール大学生の部 第3位。第5回刈谷国際音楽コンクール一般の部 優秀賞。
大学在学中、学内選抜者による名曲コンサート、卒業演奏会に出演。ソロだけでなく、器楽伴奏、室内楽分野でも幅広く活動中。
これまでに新谷啓子、宮田俊雄、熊谷恵美子、エフゲニー・ザラフィアンツの各氏に師事。野島稔、ユーリ・スレサレフ、ポムソック・キム、ビョルン・レーマン、マレック・ブラハの各氏のレッスン、マスタークラスを受講。
 
 
≪リサイタルにかける意気込みを教えて下さい≫
ヴィオラ、クラリネット、ピアノでトリオを組むのは今までに経験が無く、毎回の合わせがとても新鮮で楽しいです。3人でどんな音楽が作れるのか、今から本番がとても楽しみですが、しっかり準備してお客様に良い音楽を届けられるように精一杯頑張りたいと思います!
 
≪演奏する曲の中でお勧めしたいポイントを教えて下さい≫
今回のプログラムは、ドイツ作曲家の作品でまとめています。その中でもシューマンの「おとぎ話」は、題名からは想像もできないような劇的な内容になっており、シューマンの個性が発揮されていてとても素敵な作品です。穏やかなピアノのアルペジオに乗っかって、ヴィオラとクラリネットの美しい旋律の交わりが思わずうっとりしてしまうような楽章から、ハッと夢から覚めてしまうような激しい楽章まで幅広く楽しめる作品となっています。
 
≪共演者に対しての印象を教えて下さい≫
3人とも大学院の同級生で、驚くことに皆地元が違うのです!この前の合わせでは、ちょうど関西出身のみほちゃん(クラリネット)の方言について盛り上がったり、中国地方出身のさきちゃん(ヴィオラ)の方言について教えてもらったりと楽しい時間でした!大学院に入り、なかなか講義や休み時間が一緒にならず、会うことは少ないですが、合わせやレッスンなどでは音楽のことはもちろん、お互いについて話したり、噂話をしたり笑
とても仲が良いメンバーだと思っています。このコンサートが終わっても、色々なところでお互い関わって行けたらいいなぁと思っています。
 
≪今後、こうした音楽家になっていきたいという理想を教えて下さい≫
常に現状に満足せず、挑戦し続けられる演奏家になっていきたいです。大学院の2年にさしかかり、卒業ももう間近に見えてきました。(論文全くかけてないけど)学生のうちは毎週のレッスンで先生に鞭を打って頂き、なんとかモチベーションを保って練習に集中してきましたが、卒業して社会に出たらそうもいきません。常に高い目標を持って、それに向かって挑戦し続けられるような音楽に貪欲な演奏家になれたら素敵だなあと思います。
 
≪お客様へお一言お願いします≫
3人それぞれの個性が引き立つような、息の合った演奏ができるように頑張ります。がっつりクラシックをお送りしますので、ぜひお越しください!
 
 
【新谷美歩:クラリネット】
 

同志社女子大学学芸学部音楽学科を卒業。卒業時、音楽賞を受賞、関西新人演奏会に出演。現在、愛知県立芸術大学大学院 前期博士課程2年次に在籍。第22回ブルクハルト国際音楽コンクール、第4位。北軽井沢ミュージックセミナーin2018に参加。大島史子、チャールズ・ナイディック、ファブリツィオ・メローニ、セバスティアン・マンツ、リチャード・ホーキンス各氏のレッスンを受講。クラリネットを青山秀直、黒岩義臣、船隈慶、ブルックス・信雄・トーンの各氏に師事。室内楽を橋本岳人、ブルックス・信雄・トーンの各氏に師事。
 
 
≪リサイタルにかける意気込みを教えて下さい≫
クラリネット、ヴィオラ、ピアノという珍しいトリオですが、このトリオの名曲を詰め込んだプログラムをお客様に楽しんで頂けるよう頑張ります。
 
≪演奏する曲の中でお勧めしたいポイントを教えて下さい≫
C.ライネッケのピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲 イ長調 op.264は、全楽章を通して、美しい旋律が次々と登場し、またそれぞれの楽器の技巧的な旋律も登場します。クラリネットとヴィオラの掛け合いはもちろん、ユニゾンでの演奏も多く、それぞれの楽器が交わった時の音色も聴い頂きたいと思います。
 
≪共演者に対しての印象を教えて下さい≫
大学院入学と同時に出会い約1年が経ちました。今までずっとやりたかったこの編成でのアンサンブルを快く引き受けてくれ、一緒に演奏会をするまでに至りました。毎回、2人から刺激を受けていたので、今回お客様の前で2人と共に演奏出来ることを、とても嬉しく思います。
 
≪今後、こうした音楽家になっていきたいという理想を教えて下さい≫
クラリネットを用いて、音楽の素晴らしさを伝えられる音楽家になりたいです。
 
≪お客様へお一言お願いします≫
クラリネット、ヴィオラ、ピアノのトリオでの名曲を集めたプログラムになっております。お会い出来るのを、楽しみにしております。
 
 
【岡本紗季:ヴィオラ】
 

岡山県出身。4歳よりヴァイオリンを始め、15歳でヴィオラに転向。第19回大阪国際音楽コンクール弦楽器部門Age-U入選。第12回ベーテン音楽コンクール弦楽器部門大学・院生Aの部第3位。第13回セシリア国際音楽コンクール弦楽器部門大学専門の部第5位。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2018 in Tokyo特別賞。第1回名古屋International音楽コンクール室内楽部門第3位(第1位、第2位該当なし)。ミハル・カニュカ、エルマー・ランデラーのマスタークラスを室内楽で受講。名古屋で行われたViola Space 2016若手演奏家のための公開マスタークラスを受講、及びViola Space 2016、2017名古屋公演に出演。第31回亀山若い芽のコンサートに出演。大学の学内選抜により「室内楽の楽しみ」、「第49回卒業演奏会」に出演。第51回岡山県新人演奏会出演。これまでにヴィオラを江島幹雄、百武由紀、室内楽を平光真彌、百武由紀、天野武子、辻井淳の各氏に師事。愛知県立芸術大学音楽学部卒業。現在、同大学大学院2年在学中。 
 
≪リサイタルにかける意気込みを教えて下さい≫
このメンバーでの演奏会は初めてなのでより良いものになるよう、頑張っていきたいと思います。
 
≪演奏する曲の中でお勧めしたいポイントを教えて下さい≫
ライネッケ作曲の三重奏がオススメです。
晩年に作曲したとは思えないほどエネルギッシュで演奏している私たちも曲からパワーをいただいています。
 
≪共演者に対しての印象を教えて下さい≫
大学院の同級生としてアンサンブルを共にやり始めて1年が経ちました。自分とは違う楽器を演奏する彼女たちからいつも良い刺激をもらっています。尊敬する2人と演奏会を出来ることをとても誇りに思います。
 
≪今後、こうした音楽家になっていきたいという理想を教えて下さい≫
たくさんの方に自分の演奏を聴いてもらうことができ、私の演奏を聴いた方が幸せな気持ちで帰っていただけるような演奏ができる音楽家になりたいと思います。
 
≪お客様へお一言お願いします≫
ぜひ、演奏会に足をお運びいただきたいと思います。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
 
 
 
2019年5月12日(日)チケットお求め方法
 
 
主催:アイリス音楽振興会